築50年ぐらいのインドの家を見せてもらった~思い出シリーズ~
こんにちは!
シゲです。
民泊ゲストを訪ねてマイルで世界一周中したシゲです!
濃厚なインドのことを書いておきます!
インドでお世話になったアシュワン。
ぜひ各地の家を見てみたいっお話ししてみたんですね。
それで彼が考えてくれて、
彼の生家を見せていただきました!
彼の現在住む
新興住宅地から車で1時間半とかかな。
ビレッジ(村)だと表現していました。
サトウキビ畑が続く中、
その辺りは確かに住宅が確かにたくさんあり、
目抜き通りにはいくつかの商店も見られました。
着いたよ、と
車を停めたところは
目抜き通りの中でも中心じゃないかな。
鉄扉もあり、
鍵が開かないのか、
中にいる人に開けてもらいました。
おじいちゃんもレジデンスに住んでて、
なんで自分の生家に人がいるのか
わからなかったけど、
敷地内の車庫のようなところに
牛が数頭いたりして、
使用人らしいです。
アシュワンは、
兼業で農家もしているって。
1000ヘクタールあるそうです。
建物は、
鉄筋コンクリートか
組積造か聞きそびれてしまったけど、
年代的に組積造なのかな。
日本の家は見れば大抵、
築年数、構造をぴたりと当てることが出来るけど、
さすがに外国の建物は脳内データベースが足りませんね。
しっかりしてて、
空き家にするのがもったいないくらい。
つい日本の感覚で貸したり
活用すればいいのにって思っちゃうけど、
地域のことだとか、
他にも大切にしていることがあるんでしょうね。
大切にしてることっていうのは、
やっぱり先祖のこと、
家族のこと。
現在の家は8年前だそうなので、
もう8年以上使ってないんだろうけど、
部屋に置かれた飾りを一つ一つ、
これはおじいちゃん、
これはおとうさんの子供の頃、
これはお母さんが使っていた道具、
これは妹の部屋、
これはインドの神さま、
これは家族のシンボル、
なんてありありと説明してくれます。
家族のこと、
思い出のこと、
神様のこと
そんなことを大切にしているんですね。
もう一つ驚きは、
アプローチも含めて、
植物の扱い方がたまんなくいいんです。
アプローチの入り口となる、
垂れ下がるツタのような植物にはやられますね!
また、果樹っぽい葉っぱがあったので、
何?って聞いたら、
レモンだよって、
まだ青くて小さいレモンの実を取ってくれました。
現在の家にも感じた、
大切にする価値観が、
家の記憶と相まって、
だから幸せなのかって感じますね。
生家を出て移動中に、
サトウキビを絞って商品化している
家庭内手工業のような場所に寄ってもらいました。
サトウキビを絞る機械、
絞られた汁はパイプに流され、
煮詰めて水分を飛ばし、
ろ過して不純物もなくして、
糖分のかたまりを作ってました。
サトウキビを嚙(かじ)らひてもらったり
記念撮影したり、楽しい思い出。
アシュワンは
兼業農家であり、
自動車を中心としたジャーナリストであり、
お父さんは
ガソリンスタンドを経営している
実業家なんですよね。
サトウキビ工場は彼のビジネスではないそうだけど、
快く写真を撮らせてもらったのは、
多分彼が地元で実力者だからですね。
このことは、
働き方ってことを感じるな。
そして
その後ガンガー(ガンジス河)に行きました。
以前僕がインドに行った時は、
沐浴というよりか、
ぜひ平泳ぎがしたい!
と無事平泳ぎをしたのですが、
その時はおなかを壊してしまって、
ニューデリー近くの病院に行って
点滴してもらったのはいいものの、
どうしていいかわからなくて、
脱走したという話していいか
どうかわからない過去がありますw
なので、
今回は泳ぎませんでした(どんなオチだよw)
聖なる河で、
河のほとりで焼かれているのは
亡くなった方であり、
葬式が行われているんだよなー、
そして
あの火の中に人がいるんだよなー、
人の命ってなんなんだろうなー、
人の幸せってなんなんだろうなー
なんてことを考えていました。
家の記憶と、
農産物からつくられる価値と、
人の幸せ。
住まい方、
生き方、
働き方を感じる旅にふさわしい機会をいただいてます。
なんで民泊からこんな感じで繋がるんだよ!
奇跡!
(それは僕が求めたのさ!)