人生というよい旅を
家業の建築業に就く時に
僕はもう、旅には行けないと思いました。
それは、同じく建築業をしている父の姿を
ずっと見ていていたからです。
お盆休みやお正月の家族旅行には
出かけてはいたけれど、
月曜日から土曜日まで出勤し、
建築業の仕事の中で、
材料の手配、職人の世話、
各種段取りをする
そんな姿でした。
自分も家業に就くにあたって、
同じようにするものだと
思い込んでいました。
そんなわけもあって、
家業に就く時期にちょうど結婚したのをきっかけに、
新婚旅行で３週間もの旅に出たのです。
これからもう
飛行機に乗るような旅に出ることができない。
僕の投稿をご覧の方は
ご存じの方も多いように、
僕は、たくさん旅に出ていますｗ
人から見ると意外なほど、
人は自分の思い込みの中に生きています。
自分にとって、
とても大きなハードルに見えることも、
やってみると出来てしまうことかもしれません。
新婚旅行のあと、
もう仕事を辞めるまで飛行機に乗れないな
なんて思ってたのに
飛行機に乗った機会は、
仕事で思い破れての挫折の傷心旅行のような旅でした。
ピンチが僕を救ってくれ、
そして旅する魅力を思い出させてくれ、
どんどん願いを叶えてくれています。
